剪定作業が始まりました。

執筆者 アルプスファーム 塚原貴浩

塩尻市 片丘2圃場から北アルプスを展望(12月21日)

今朝はこの冬一番の冷え込みとなり、圃場に設置してある温度計は最低気温マイナス10度以下を示しました。

北アルプスはクッキリ晴れた渡った青空に雪化粧の凛とした姿を現しています。

アルプスファームでは数日前から来年3月までの長丁場となる剪定作業を開始しています。

塩尻市 太田1圃場 (12月21日)シャルドネ

アルプスファームでは、シャルドネの剪定はギュイヨ・ドゥーブル方式で行っています。

兜の角のように伸びた枝(結果母枝)は、3月中旬頃に地面と水平になるようワイヤーに誘引します。この方式は、芽数が比較的少なく収量制限が行いやすいと言われています。

塩尻市 芦ノ田2圃場(12月21日)シャルドネ

こちらも、数日前に剪定が完了したシャルドネです。

塩尻市 芦ノ田2圃場(12月21日)メルロ

メルロの仕立は、コルドン方式で行っています。シャルドネのギュイヨ・ドゥーブル方式との違いがお判りになると思います。

この方式は、剪定が一律で理解しやすい反面、確実に芽欠きをしないと枝数や収量が過多になりやすいと言われています。

同圃場(12月21日)剪定が終了した様子。

剪定作業が終了した圃場では越冬の準備が完了し、来春の芽吹きを待つばかりです。