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読みものコラム

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芽欠きと除草作業

執筆者  アルプスファーム 貝沼 浩一clip_image002

①  芽欠き作業

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(塩尻市 太田3圃場 ソーヴィニヨンブラン 5月23日)

4月下旬から5月初旬にかけて例年より早めの展葉が全圃場で確認されたのもつかの間、瞬く間に結果枝が茂ってきました。このままでは養分が分散してしまい良質なブドウが収穫できなくなってしまいます。そこで、芽欠き作業をして不要な芽を除去し残した芽に養分を集中させることと、結果枝の間隔をあけることで風通しを良くして病気の発生を防ぎます。上の写真はギュイヨ仕立てのソーヴィニヨンブランの芽欠き作業の様子。右側の樹が芽欠き後の樹、左側がこれから芽欠きするソーヴィニヨンブランです。芽欠き後の樹がスッキリとしているのがお解かりいただけるかと思います。

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(塩尻市 太田2圃場 ソーヴィニヨンブラン 5月23日)

芽欠きが終了したソーヴィニヨンブランの垣根列です。

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(塩尻市 片丘2圃場 コンコード 5月21日)

こちらは、棚仕立てのコンコードの芽欠きの様子です。常に上を向いて作業をするので首や肩が凝ります。

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(同日、同圃場)

芽欠きをする際は、必ずハサミを使用して根元を少し残すように除去します。手で除去すると残す結果枝の根元がえぐれ傷付いてしまうと同時に、風で折れやすくなるためです。

②  除草 

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(塩尻市 芦ノ田8圃場 シラー 5月23日)

今春購入したスイング機能付き乗用モアで除草作業を行っています。

従来は、乗用モアで畝間を除草した後、樹間は刈払機を使い手作業で除草をしていました。この乗用モアを使用すると1回走るだけで畝間と樹間の除草が可能となるため、大幅な作業時間の短縮と労力の軽減が図れそうです。

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(同日、同圃場)

写真の向かって左側が除草後の様子です。同向かって右側がこれから除草する畝間と樹間です。

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(塩尻市 芦ノ田12圃場 4月に定植したコンコードの苗 5月23日)

4月11日に定植したコンコードの苗は順調に成長しています。よく見ると花芽が付いており生命力の強さを感じました。

これからの季節は、猫の手も借りたいくらい忙しい毎日が続きます。

ファームでは各メンバーが、作業効率を上げるためにはどうするべきかを考えながら、責任をもって作業に当たっていきたいと思います。

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